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2009年08月27日

政界再編を歓迎するしかない!

どうやら民主党が政権を獲りそうな勢いだ。ということは過去のブログ予想は見事にはずれてしまうことになる。

◆総選挙後も麻生政権はまだまだ続く?
http://yurayura.hida-ch.com/e118620.html

自民党は過去に日本新党・新生党に政権を奪われことはあるものの奇策を弄して政権を取り戻した。しかし、今回は歴史的な大敗を喫すると予想されている。なんと衆議院の三分の二を失うとさえいわれている。

◆民主300議席上回る勢い=自民激減100前後か−公明も苦戦【衆院選情勢】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090823-00000071-jij-pol

この大負け状態では政権奪取などという悠長なことはいっていられない。党そのものの存続が危うくなってくる。小泉さんが「自民党をぶっ潰す」といっていたことが、皮肉にもそう思ってもいない麻生さんによってなされようとしている。

一方の民主党だが、こちらもおそらく安泰とはいえない。政権は獲ったもののすぐ馬脚を現すことになる。格差是正・小さい政府を標榜する議員が多く、政策的には一枚岩の観のある民主党だが、小沢か反小沢かで分裂の可能性を含んでいる。仮に党が割れなくても、かなり亀裂の入った政権運営を強いられることになる。

自民党が野に下ることが長引けば、族議員は消滅し、一時的にはクリーンな政治が行われるようになる。しかし、やがて確たる権益が生まれれば、またしても族議員が誕生する。

このような政治腐敗を防ぐためにもひとつの政党が永らく政権の座にあることは避けるべきだろう。民主党が政権を担うことで、日本の政治の浄化になることは間違いない。

問題なのはやはり実行力だ。優れた政策も実行されなければ意味がない。いまのような大不況期にビギナー与党が有効な政策を実行に移せるかどうか?

もし、もたつくようならば国民の熱はすぐに冷め、支持率は急低下。本来は小泉さんの郵政選挙のようにカリスマによって得られた支持ではなく、自民党に対する反対票が集まっただけなのでその支持基盤なんてものは極めて脆い。

内閣交代が相次ぐうちに衆議院解散も任期を待たず行われるのではないだろうか? そしてまたしても政界再編。日本の政治は迷走に次ぐ迷走となる。

いずれアメリカやイギリスのように二大政党に収斂され、情実から政策重視の選挙へ移行していけば、ようやくまともな国政が行われるのではないかと思う。

そうなるにはあとどれくらいかかるだろう。意外にも、すぐそこなのかもしれない。

霞ヶ関の解体・道州制の導入あるいは憲法改正、大統領制への移行などドラスティックに日本の政治が変わっていくことを実は大いに期待している。



  

Posted by たまゆらゆら at 18:51Comments(0)政治・経済

2009年08月19日

『まさゆきの地図』 なんと高山でゲット!

ドラクエ9のディープなプレイヤーにはわかっていただけると思う。なんと高山で『まさゆきの地図』をゲットできた。それはお盆明けの17日、市内を車で走行中に、すれ違い通信によっててっぺいさんからいただいた。帰省客の多いこの時期だからこそ、得られやすかったのだろう。

◆ドラクエIXファンが集う秋葉原「ルイーダの酒場」とは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090816-00000010-tkwalk-ent
◆ ドラクエ9は中古品出回らず、ネット通信機能が奏功
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20398085,00.htm?deqwas_inflow=relation&tag=deq:3

この地図を持ったからには一刻も早くクリアしてすれ違い通信で広めたいところ。が、モンスターのレベルが高すぎてBOSSにたどり着く前にパーティーは全滅してしまう。そもそもメタルキングがいるB15Fにすら到達できていない。努力はするつもりだが、まだまだ時間がかかりそう。




このすれ違い通信は実に巧みである。その蓋然性そのものがゲームとして見事に成立している。40半ばのオヤジもはまり込んでしまった。情報の伝達手段としては一見非効率に見えるが、実は人の嗜好性をそそることで1600万分の一の確率でしか出現しないレアな地図があっと言う間に巷に伝播していくのである。

さて、このような伝播の仕方はなにかに似ている。観光地高山は一地方でありながら、観光客・帰省客(てっぺいさんがそうであったかはわからないが)によって最新の流行や情報などがいち早くもたらされる。ありがたい反面、迷惑なものまで忍び込んでくる。そう、新型インフルエンザ!! (ウィルスはまさに遺伝情報の固まり。生物とはいえない)

この夏に矢継ぎ早に国内で3人の死者が出た。いずれも別の重篤な疾患を抱えていたため肺炎や気管支炎などを引き起こしたとみられる。

◆ 新型インフル、3人目の死者=名古屋の高齢女性−院内で6人感染か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000037-jij-soci
◆新型インフル 感染防止対策の徹底を訴え 舛添厚労相会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090819-00000006-maip-soci

最早感染源の特定ができないほど感染が拡大し全国的に大流行の兆しがみえはじめている。

「喉元過ぎれば暑さ忘れる」の諺通り、我々は新型インフルエンザに対して完全に警戒を怠っている。マスクをして外出する人を見かけることはほぼなくなった。このお盆の賑わいの中、市内各所でこのインフルエンザウィルスが大量にコピーされたことだろう。夏休みが明けて学校が始まった頃から急激に感染拡大が起こると予想される。

いまだワクチンは数に限りがあり、国民全体に行き渡るのはまだまだ先になる。このため接種の優先順位が近々決められる。まず医療関係者、次いで社会基盤の維持に従事する者、感染による害が大きい者(重篤患者・高齢者・乳幼児・妊婦など)が優先されることになる。

◆ ワクチン配分の政策と倫理
http://pari.u-tokyo.ac.jp/policy/policyissues_bio_5.html

最終的には国民の6割程度のワクチン数が確保されなければならないが製造が間に合いそうもない。輸入すれば国際的な批判を受ける。ワクチンの安全性の問題などもありワクチン接種に関して今後、様々な物議を醸すことになるだろう。

◆新型インフルエンザを予想する(2009.5.21)
http://yurayura.hida-ch.com/e110212.html

パンデミック・パニックを防ぐにはワクチンの安全・迅速に充分な供給が必須。まだ発熱外来を拡充することもあわせて重要だ。
  

Posted by たまゆらゆら at 15:54Comments(9)新型インフルエンザ

2009年08月10日

脱法ドラッグの前に現行法では立ち向かえない

押尾学、酒井法子と連続して芸能人が捕まった。二人とも麻薬がらみだが両者に直接的な関係がないことからも芸能界の麻薬汚染の闇が相当に根深いことがわかる。

押尾学の事件で亡くなった女性が飛騨市出身だったことも衝撃だったが、酒井法子の覚醒剤には正直ショックだった。清純派アイドルで良妻賢母の代表のような存在だっただけにそのギャップがいまだに埋めきれない。本人の立場だったら本来の自分と違う者を演じなければならないギャップに苦しんだということになるのかもしれない。

芸能界のみならず一般社会へも麻薬・ドラッグの薬物使用は広がっており、学生や主婦も例外ではなくなった。住宅街で堂々とイラン人が覚醒剤を売っていたり、ネットでも購入できてしまうなど以前と比べて格段に入手が容易になってきている。ダイエットの目的で購入する場合もあるそうだが、多くは心の鬱屈を晴らすために使われるという。

MDMAなどはアメリカのドラッグカルチャーの所産で、レクリエーション・ドラッグとして濫用され続けている。このレクリエーション・ドラッグは、化学組成を巧妙に組み替えて法的に取り締まりようがない化学物質に合成されて登場してくる。デザイナードラッグ、あるいは脱法ドラッグと呼ばれる。だからといっても、用法・用量を誤れば死亡に至るケースがあり、なおかつ中毒性が高いなど違法ドラッグと同等かそれ以上の危険性をはらんでいる。MDMAも最初の頃は法的に取り締まれなかった。アメリカでは使用が拡大してから10年近く経過してようやく違法ドラッグに指定された経緯がある。日本でも法的規制が後手後手になっている感は否めない。

デザイナードラッグ・脱法ドラッグは今後も化学的組成を変えて次々に登場してくることだろう。脱法ドラッグは違法でないことから合法ドラッグ、場合によっては遵法ドラッグとさえ呼ばれる。これではその使用を奨励しているかのように誤解する者まで現れるだろう。このような状況の中で、いち早く法的な規制をかぶせ、脱法ドラッグの拡大防止を行える法律の大胆な試みが待ち望まれる。

オランダは最も先進的な法的規制を行っていると思う。ドラッグをソフトとハードに分類し、ソフトドラッグのうちマリファナなどはほぼ合法化してしまっている。この措置は犯罪組織などの資金源となりやすく、健康被害が深刻になるハードドラッグの拡大を防ぐ狙いだそうだが、一定の効果を得られているという。新興国や発展途上国がひたすら厳罰化することと比べると対照的な取り組みといえる。

世界的な基準に照らせば、酒やたばこ、コーヒーまでがドラッグに分類される。これは精神になんらかの高揚感をもたらす効果があるからだ。もちろん、違法ではないのでこれらこそ遵法ドラッグと呼ばれていい。ただし、たばこは近い将来違法になる可能性がある。日本人の一般的な感覚では麻薬・ドラッグはただひたすらに悪。酒・たばこはストレス解消、コーヒーは目覚ましに必要不可欠ということになる。しかし、そんなに遠くない将来、あまりに単純なこの線引きに是正が迫られ、麻薬・ドラッグに対してより実際的な見方に変更されるかもしれない。

ドラッグ・麻薬はなぜいけないのか? なぜ、法的に禁止しなければいけないのか? 簡単に言えば、その依存性・毒性の高さが人体に害を与えるからであり、ひいては社会に悪影響を及ぼすからだ。

もし、健康を損なうことがないドラッグが合成されたならば、適正な用法が守られることを条件に、合法化されても問題はないはずだ。自殺者3万人超となった日本に、この合法ドラッグが福音をもたらすかもしれない。鬱を軽減し多幸感があり、他者との連帯感を高めるドラッグがあれば、仮にそれが錯覚・幻想であったとしても自殺をくい止めることができるだろう。

違法な薬物使用が横行する社会は確かに問題だが、自殺者があとを絶たないことの方が遙かに問題だ。人の心が荒んでしまう現代日本。この生きづらい社会を一刻も早く変革することが、根本的な解決策であることはいうまでもない。
  

Posted by たまゆらゆら at 01:47Comments(2)時事ネタ